カペラゴーデンと北欧家具
本場の北欧家具を体験するために、カペラゴーデンのサマーコースに参加したわけですが、最初にグループ分けされ1グループ10人ぐらいで、本来の学校でも1クラス10人ぐらいですので、実際の事業と変わらない形態となっており、カペラゴーデンの最大の特徴というものがありまして、実にユニークで面白い方針なのですが、1クラスを作るのに基準があり、様々な年齢や経験、出身の人間をまばらにする事が挙げられます。
つまり、1クラスに老若男女の様々な人間がいて、家具を作った事のない素人の人もいれば、家具を製造している現場で既に働いている人など、1人として同じような境遇にいる人がクラスに存在しないと言うことなのですが、これが非常に効果的なのです。
友達同士で遊びに来ているわけではないのは、文句を言う人は1人としていませんし、自分とは異なる経験や知識、そして考え方を持っている人が湧わりにいると言う事は、学べる事も多いと言う事でして、とても良い刺激になることは間違いありません。
サマーコースに参加する者は、通常の学生と同じように2週間にわたって校内に泊まることになりまして、自分たちで食事も作りながら自給自足の生活をする事になります。
宿泊する学生寮は決して近代化な家ではなく、古くからある農家を改装したくらいの建物でして、部屋ごとにベッドや家具などは用意されていますが、それらの家具は全て学校で作られた北欧家具でして、学生が作ったとは思えないような素晴らしい北欧家具なのですが、見た感じだと売り物にも出来そうな感じで、古ぼけた部屋にとても馴染んでおり、北欧家具を最大限に生かした部屋の作りというのは、あの感じなのでしょうね。
至り尽くせりの学校
通常に北欧家具の学校に通うようになれば、自給自足のように食事を自分たちで作ると言う事はなく、食堂も完備されており朝昼夜と3食取ることができ、校内でとれた食材を使って無農薬の健康的でパワーのつく料理をふるまってくれますし、1人でもベジタリアンやアレルギーのある人がいれば、それを考慮した食事を用意してくれて、至り尽くせりと言うように、北欧家具を学ぶ事に集中できるように配慮されています。
また、根を詰めてばかりいても豊かなアイデアは浮かびませんので、期間中の日曜日などには、作業を中断して海水浴に行く事もあり、面白い事に参加要項には、水着を忘れないようにと記述されていて笑ってしまった事を覚えていますが、サマーコースの位置に血の流れとしましては、7時に起床し朝食を8時に朝礼を済ませたら12時までは北欧家具の授業を受け、ランチを食した後は16時まで再び北欧家具の授業があります。
本来、日中の作業時間に講義が行われる事もありますが、ほとんどの場合は家具を作る時間が中心となっており、北欧家具を作ることを通して学ぶこという基本概念があり、参考書や技術書を読んでから作業すると言う事ではなく、まずは体感して覚えていくところから始まるのですが、これは日本人の職人と同じような考え方でして、師匠に弟子入りして、見て体験して体に感覚を叩き込むという考えに似ているように思います。