手加工での北欧家具
それでは、もう少し北欧家具スクールの体験入学の話を詳しくしていこうと思うのですが、期間中に出される製作課題は3つ有りまして、木を使って北欧家具の椅子を作る事と、スプーンとお盆を作るという内容だったわけですが、課題は毎回異なるようでして、それほど難しいとは感じませんけど、手道具の身と言う条件を足される事になるので、状況が一瞬にして変わりして、思考錯誤しなくてはならないのですが、ノコギリを使用する事だけは認められており、後は全て手加工と言うことになっています。
機械技術が発展した世の中で、自分の力だけで作品を作り出すと言う事は難しく、今までどれだけ機械に頼ってきたのかを痛感させられ、自分ひとりの能力のなさに愕然とさせられたわけですが、日本では木材をはめて作り上げる技術もありましたが、それを活用して作品を作り出すことの出来る人は、現在ではほんの一握りしかいません。
校内にある手道具を自由に使うことも許可されていまして、始めて目にするヨーロッパならではの刃物などが数多くありましたが、その中でも特に目を光らせたのは、北欧家具の曲面を加工するために使用する刃物などは、興味深く文化の違いが面白かったです。
カペラゴーデンの特徴として良いと思ったポイントとしては、参加している本人がやりたいと思った事を実現できるように、最善のサポートをしてくれる事でして、常に生徒たちに対して刺激を与えるような仕組みを作っており、驚かされる事が本当に多かった。
新時代の北欧家具づくり
椅子を作るという最大の課題であるサマーコースでは、普通などと言うような概念を捨てた方がよくて、北欧家具の椅子を作りなさいと言われた時、普通であれば一般的な形状になると思いますが、解釈の仕方によっては様々な北欧家具を生み出すことが出来まして、今の時代の若者だからこそ作ることのできる北欧家具が求めあれています。
もちろん、シンプルな伝統的な北欧家具を作れるようになる事は前提としての話にはなりますが、固定概念にとらわれていた私からしてみると、今までに発想のした事のない斬新な考えに触れる事も多く、在学中は驚かされる事が何度もありました。
固定概念にとらわれている人間は、新たな作品を誕生されるのは難しく、なお且つ日常生活においても様々な角度から物事を考えられる能力も必要だと私は考えます。
ちなみに、サマーコースを開催している期間中、本科のコースである在学生は夏休み期間中でもあるので、学校にいる事はないのですが、園芸課に関してはシーズン真っただ中のため、朝から水巻をすることや、校内の手入れはもちろんのこと、観光のお客さん向けにカフェを開くなどして、夏休みこそ忙しくしているようです。
校内には畑も併設されていまして、ハーブや果物、野菜や花など、あらゆる植物を育てていまして、非常に土地面積にも恵まれている環境なのが容易に想像できると思います。
木工科では、北欧家具の職人となるための授業として、天気の良い日などは、庭に出て木陰で作業し、そして、鳥のさえずりを聞きながら贅沢な時間を過ごす事もできます。